海外生活の現実
たくさんの日本人が憧れ、夢を抱く海外生活、果たしてその現実は?イギリス語学留学、アメリカ大学院留学、日本とカナダ両方の企業でエンジニアとして就職、仕事を経験した著者が語る、海外生活の現実とは・・・
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カナダへ出発
2004年12月30日、やっと海外でエンジニアとして仕事をする、という私の長年の夢が叶う日が来ました。友達に空港まで送ってもらい、スーツケースと自分の体だけでオタワ空港へ飛びました。空港に着くと、弁護士に言われていたとおりに、Work Permit申請のためにImmigration Officeへ向かいました。そこでは30分程度かかりましたが、特に何も聞かれることはなく、簡単な世間話をしながら、無事Permitがおり、入国できることになりました。

最初の24時間はレンタカーを借りることにしていました。レンタカー手続きを終えたあと、まずは車を購入するためにMazdaディーラーへ向かった。車の購入は事前に電話にて交渉等を済ませておきました。しかし、ディーラーへ着いて聞いてみると、カナダでは車の購入にはカナダでの運転免許が必要であると言われたのです。アメリカでの経験上、出来るだけ早く車を購入することが重要であると考えていたので、少し考えたあと、その足で運転免許センターへ向かいました。必要な書類はすべてアメリカで用意していました。カナダでは日本の免許を持っていると、視力試験のみで免許が取れるため、30分程度で免許を申請することができました。そしてディーラーへ車の購入のために戻ってみましたが、また小さな問題が発生した。クレジットカードで車を購入する予定でしたが、既にその値段はディスカウントされているため、カードは受け付けないというのです。もちろん車を買うことができるような大金を現金でもトラベラーズチェックでも持っていなかったため、とりあえずその日は車の購入をあきらめました。すこし心配になりました。

その後、会社が予約してくれたホテルへ向かいました。その日から1ヶ月間は、会社のお金でそのホテルに滞在させてもらうことになっていました。この日の天気は晴れてはいましたが、外は約マイナス10度で、非常に寒く感じました。さらにBank of Montrealで銀行口座を作る予約を夕方5時に入れていたため、またレンタカーで銀行へ向かいました。銀行口座の作成についても心配でしたが、身分証と国内の住所以外に特に必要なものはなく、無事作ることができました。なぜこれを急いだかというと、日本からの資金の電子送金のためでした。家を購入しようと計画していたことと、自動車購入資金を日本から送金する必要があったからです。日本からの海外送金は、日本のCitibankから、オンラインで行いました。まあとりあえず銀行口座の作成も無事終わり、年末年始の休みに入るため、当分の食料を調達しにスーパーへ寄って帰りました。1日中朝からずっと動き回り、すべてが新しいことばかりで、体力的にも精神的にもかなり疲れました。とりあえず何を料理して食べようかを考える力は残っておらず、生きるためになんでもいいから食べられそうなものを買い物かごへ次々と入れていったことを覚えています。そしてホテルへ戻り、簡単に食事を取り、お風呂に入ってすぐに寝ました。

翌日、とはいっても大晦日、12月31日は、店もほとんど閉まっていたため、近くを散歩しましたが、ほとんどの時間をホテルの部屋で過ごしました。まだ街のどこに何があるか、全くわからないため、気持ちは非常に不安でした。年末年始をまったく知らない地のホテルで過ごすのは寂しかったですが、カウントダウンの時刻を待つこともなく、疲れて寝てしまいました。元旦まではとにかく体を休めることだけを考えました。

その後、最初の1ヶ月間、カナダで住むための必要な手続きを幾つか行いました。まずはSocial Insurance Number (SIN)というものにApplyしました。パスポートとWork Permitのコピーを見せるだけで簡単に受領され、2週間後にはSINカードが送られてきました。そして、オンタリオ州では、OHIPという国民健康保険があり、これはオンタリオ州に住んでいるカナダ人、就労ビザや永住権をもってオンタリオ州へ住んでいる外国人、が持つことができ、これを持っているとなんと病院代が全て無料になるというものです。私も就労ビザでの滞在のため、これにApplyすることができました。最初の3ヶ月はWaiting Periodというものがあったため、3ヵ月間待たされました。その3ヶ月はBlue Crossというプライベート会社の健康保険に入りました。3ヶ月間で300ドル程度だったと思います。これでOHIPと同等の健康保険が得られます。

現地での家の購入については、事情がよくわからず、かなり苦労しました。まずどのように探したかというと、半年前からアメリカにいるときに幾つかの不動産と連絡をとり、一番丁寧そうなところを選びました。もちろんそのエリアの地図を買い、どのエリアが良いか、歩いて見て周りました。不動産の方が車で何軒か連れていってくれて、家の中を見て決めました。私が探していたのは隣の家とくっついていても良いので、3部屋くらいある小さな家で、相場は200000ドルくらいでした。購入する家を決めると、次に弁護士を雇う必要があったのです。それはその家の所有者が本当にその土地と家を所有していることを調べたり、その所有者がきちんと購入者に移動するよう登録したり、契約書を作成したり、すべての購入手続きを正確に行うためです。不動産が直接契約している弁護士と契約をして、それらの手続きを始めました。また、その家がきちんと建てられていることを建築のプロに、第三者の立場から確認してもらうこともしました。カナダでは、不動産業者へ支払う手数料は、売る側が支払います。よって私は不動産へ手数料を支払う必要はありませんでした。しかし、弁護士、登録料、Inspection料、税金などを含め、2500ドルくらいかかりました。住宅費そのものプラス、それらの手数料を含め、日本からの海外送金をし、銀行でMoney Orderというものを発行してもらい、支払いを済ませました。

家を買ったあとの買い物は大変でした。食料はもちろんのこと、最低限必要なベッド、机などの家具、洗剤、石鹸、シャンプーなどの生活必需品をどこで買えばよいのか、全くわからなかったのです。色々な人に店の情報を聞き、車で何度もいくつかの店へ行き、値段を比較して買いました。ちなみに、私と同じようにカナダで買い物に困っている方は、このサイトを見てください。アメリカでもそうでしたが、生活必需品をすべてそろえるのはお金がかかるものです。

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